台湾飯デブ活記

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こんにちは、あけです

 

最近、台湾語の勉強を始めました

 

いきなりですがみなさん台湾の挨拶を知っていますか?

 

你好がもっともポピュラーだと思いますが

 

主にお年寄り世代が挨拶がわりに使う言葉が

 

中国語で吃飽了嗎?

台湾語ジャーバーベー

 

ご飯を食べたか?という意味です

 

ご飯を誘っているわけではなく、ただ挨拶がわりに言ってるだけですので勘違いされないようにしてくださいね

 

たまに本当にお腹が空いてるかどうかを聞いてくる方もいるので少しややこしいですね

 

今回は僕自身が台湾で体験したご飯エピソードを書いていこうと思います

 

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台湾ソーセージ香腸

 

 

台湾に来たばかりの頃、僕は身長179センチに対して体重は60キロと痩せ型でした

 

以前も書きましたが来たばかりの頃は本当に中国語が話せず、その頃は全てにおいて苦労していました

 

ですがその苦労も楽しみながらの苦労なので一つも苦になる事は無かったです

 

台湾で暮らす上で必要な要素の一つじゃないかと思っています

 

その事についてはまたいずれ記事にしたいと思います

 

先に触れたように中国語が話せないためご飯を気軽に食べに行けるお店が本当に少なかった

菜單と言われるメニューの横に正の字を書いて注文するスタイルの店にしか当時は行けませんでした

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菜單

メニューの写真がレジのすぐ脇にあるような店は指差しでなんとか凌いでましたが、完全口頭で伝えるタイプは無理無理無理無理でした

お店を開拓す余裕もなかったせいもあり、毎日似たような物ばかり食べて暮らしていました

おかげでその店のメニューは網羅してしまいました

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100元ほどで食べれる茶色物ばかり食べてました

僕は日本人なため食にはとてもうるさいと思っていました

毎日似たような味、似たような見た目の物を食べ続けるなんて日本にいた絶対になかったでしょうね

これもまた台湾に来たから頃の体験の一つだと思います

 

ですが慣れてしまった現在、元通りの食にはうるさい日本人ななってしまっています

 

そんな食生活を数ヶ月続けていると、日本から持ってきたズボンのウェストが少し緩くなっている事に気が付きました

 

そんな中、出会ったのが台湾彼女でした

彼女Partを読んでない方はそちらも合わせて読んでみてください

 

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台湾彼女ができた事により食べ物のバリエーションも増え、台湾料理だけでなく日本料理を始めイタリア、タイ、ベトナムミャンマーシンガポールといろんな国の料理に手を出すようになりました

 

その中でも最もハマったのがベトナム料理でした

当時、彼女が住んでいた場所はベトナム料理屋が多く必ずと言っていいほど毎回食べてました

もちろん美味しいのもありますが何より安いかったのが大きな要因でしょうね

 

そして悲劇が美味しい物をお腹いっぱい食べるようになったせいでみるみるウェストは元に戻り、そこから更に僕のお腹は膨張を続けました

 

台湾でデブ化への決定打となったのは彼女のおばちゃんでした

初めて会った頃は本当に痩せていて、ちゃんとご飯を食べているのか?と心配されるほどに細かったです

 

おばあちゃんの作る客家菜(客家料理)は最高だった

味付けが薄めな台湾料理に飽きがきていた頃だったので、濃い目の味付けに食欲が掻き立てられた

 

御飯時になるとおじいちゃんもおばあちゃんが僕に大量のご飯を勧めてきました

回を重ねるごとに食欲は更に増し、ご飯をお代わりする回数もとても増えました

 

そんは生活を一年ほど繰り返した頃におばあちゃんが僕のお腹を見てニヤニヤするようになっていったのです

 

おばあちゃん曰く

 

僕のお腹が順調に育って行ってるという事でした

 

日本でもよくある孫が可愛くてお菓子を与えすぎた結果太らせるあれですね

 

台湾の生活で体重計に乗ることがなく体重の把握を全くしていなかった僕は自分がそんなに太っているなんて夢にも思っていませんでした

(お腹が苦しくなっていたのには薄々気付いてはいました)

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真夏の学校帰りのドリンクは最高!

そして台北での生活ではすでに台湾彼女と同棲しており、毎日一緒にご飯を食べるため台湾の小吃店(大衆食堂)では一皿の量が多いため、1人だと頼める量にも限界もありそんなに食べれないのですが2人だと色んな種類を少しずつシェアして食べれるため食べる量も自ずと増えてしまっていた

僕たち(すでに台湾彼女もその犠牲にあっていた)はやってしまったのだ近所に美味しいデザート(豆花)の店を見つけてしまった

 

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黑糖豆花

ちなみにその店の老闆は中国語が下手な僕を香港人だと思っていた笑

 

そして僕らは通い続け、食後のデザートとして毎晩食べていた

食べた罪悪感より満足感の方が優っていたせいもあり約一年何も気にせず食べ続けた

その結果、我々は太ってしまったのだ

 

ある時、体重を測る機会があったため測ったら70キロを超えていた

もちろん人生において70キロなんて超えたことないどころか、日本にいた頃に最も太っていたのが60キロなので僕は混乱した

 

僕が太ったとという事は台湾彼女もそういう事だ

 

そして僕たちは決意した食後のデザートは週に3回にすると

 

だがこのユルユルな決意は一度も守られることもなくその後も食べ続けた

 

そして僕は台湾で人生初のデブになったのである

 

現在、日本に帰国して完全に日本食の生活を送っているのですが毎日お腹いっぱいご飯を食べているにも関わらず何も運動などはせず約10キロの減量に成功しています

日本食の偉大さを肌身で感じてる今日この頃です

 

これから台湾留学を控える方、入国制限解除後に台湾旅行を計画している方はくれぐれも台湾飯には気をつけてください